協会を上げて取り組んだ      区民展示「20分で行く荻窪の昭和」

「すぎなみ文化協会」で常に心がけている事、それは各部会の「独立性、自立性」です。部会により運営の仕方はまちまちで、数十人で活動している部会もあれば一人部会でがんばっている部会もあります。お財布も部会ごとに別々で、会計についても協会全体のルールはありません。このような方針を取った理由は……。

 

大きな組織で活動すると、いろいろな考え方への調整や議論に時間が費やされます。頻繁な会議が必要となり、派閥的な動きも生まれがちです。そこで、小回りの効く「小グループでの自由な活動」を、当会運営の方針としました。各部会では「杉並の文化を形にする」ために部会長が立てた方針を柱とします。その思いに賛同する会員は部会に所属しますが、一方、少し違うと思った場合には、自身で新しい部会を立ち上げることとなります。

 

このように、すぎぶんでは各部会が独立的に活動していますが、一度だけ例外がありました。それは、杉並区立郷土博物館分館で区民展示を開催した時のことです。2014年春からの準備に全会が一体となって取り組みました。秋に区民展示をオープンし2015年春に終了するまでの4ヵ月間、8回の関連イベントを組み込みながら延べ4000人の来場者に観ていただきました。これが、会を挙げて取り組んだ唯一の活動です。

↑区民展示の模様は、地元メディアJ:COMのテレビ番組「いまどこイレブン」で放送されました。写真は左からすぎぶんの中心メンバーたち、2000人目の来場者、レポーターのカンカンさん

関連イベントのひとつ。

「荻窪の昭和」コンサート。