東京都杉並区の荻窪地域では、昭和時代前半期に井伏鱒二、太宰治をはじめ荻窪文士たちが互いに切磋琢磨しつつ文学作品を残しました。(太宰旧宅である碧雲荘は2016年に大分県へ移築) また同じ頃、音楽評論家の草分けである大田黒元雄、角川書店の創始者で俳人でもあった角川源義、総理大臣を三度務めた近衞文麿が暮らし、3人の邸宅は「荻窪三庭園」として一体的に保存、活用されています。

 とはいえ時間の経過とともに、貴重な文化財にまつわる物語も、また文化財そのものも消滅しかねません。そこで杉並に残る「昭和の記憶」を発見し→掘り起こし→形にし→継承することを目指して2009年に発足したのが「すぎなみ文化協会」です。設立15年目を迎えた2024年現在、9部会30名で活動しています。


お知らせ

2024/10/20発信

■公開講座へのお誘い

 

荻窪三庭園アカデミーでは、文化財クラス、建築クラス、音楽クラス、文学クラスなど9講座を常時開講しています。

その一つ「三庭園クラス」の講座から202410月、11月の2回分を特別公開します。この機会にぜひご体験ください。 



2024/03/31発信

■新年度講座ご案内

2024年度の講座をご案内します。お早めに申込ください。定員に空きがある場合には、中途入学も歓迎します!

問合せ、申込は村田(080-5644-2562またはkurumimura@icloud.com)まで。


2023/04/30発信
■「大田黒元雄が日本に紹介した洋楽」講演会
荻窪南エリアには、音楽評論家であった大田黒元雄の旧邸が残されています。しかし、大田黒の功績は杉並の内にも外にも充分に認知されているとは言えません。そこで、講演会「大田黒元雄・生誕130年(全2回)を企画しました。これにより大田黒の生涯と業績について発信し、その再評価に繋げたいと考えます。SPレコードの懐かしい音色を楽しみ、ピアノの生演奏にも耳を傾けます。ぜひ、お越しください。         申込は那須090-8962-2853 k.nasu@hotmail.co.jpまで。
(この企画はNPOすぎなみ学びの楽園による助成金を受けて開催するものです。)

2023/03/31発信

■2023年度講座ご案内

今年度には4講座が開講されます。ただいま受講申込を受付け中です。是非ご一緒に学びましょう。

ご質問、お申込みは、一般社団法人すぎなみ文化協会(080-5644-2592またはkurumimura@icloud.com)へ。


2023/02/28発信

杉並ガイドの会  研修ツアー「我孫子に白樺派を訪ねる

千葉県我孫子市の白樺文学館見学と白樺派ゆかりの地のまち歩きを企画しました。白樺文学館では、近年に杉並区荻窪二丁目の旧山田邸から寄贈された数々の文化財を見学します。続いて、我孫子に暮らした白樺派の志賀直哉邸跡や柳宗悦邸跡も訪れてみましょう。
 
「すぎなみガイドの会」以外の皆さんも、お気軽に参加してください。
    連絡先:070-5577-8358ttsuchiya@galaxy.ocn.ne.jp
        一般社団法人すぎなみ文化協会内杉並ガイドの会(土屋)

2022/09/30発信

■「昔々亭慎太郎の会・荻窪落語会」第28回 ご案内

当協会副会長の昔々亭慎太郎理事は荻窪出身の落語家(真打)です。そんな慎太郎師匠の毎年恒例の落語の会を毎年楽しみにしておられる皆さんも少なくありません。師匠の落語をまだお聴きになったことのない皆さんも、ぜひ杉並公会堂へお越しください。

    日時:  2022年10月25日(火) 18時開場

    会場:  杉並公会堂 小ホール

    入場料: 2,500円

 

チケット希望の方は村田080-5644-2592まで。

 

【昔々亭慎太郎プロフィール】

1973年 西荻窪の越川病院で生まれる 1980年 区立上井草保育園卒園 1986年 区立三谷小学校卒業 1989年 区立井草中学校卒業 1992年 都立荻窪高等学校卒業 

1997年 三代目「昔昔亭桃太郎」に入門、前座名「昔昔亭ぱんち」 2001年 二ツ目昇進 「昔々亭慎太郎」に改名 2010年 真打昇進 都内の各寄席、杉並公会堂などで披露公演を行い盛況のうちに終える

現在、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場、上野広小路亭、日本橋亭、横浜にぎわい座、仙台花座など各寄席に出演。全国の地域寄席、落語会、学校公演、敬老会、江戸文化講座、各種イベントなどにも出演。TBS「タイガー&ドラゴン」、千葉テレビ「浅草お茶の間寄席」、NTV「笑点」、映画「深海獣レイゴー」などにも出演。


2022/08/31発信

杉並を知るまち歩き第2回 大宮と済山エリアを歩く

 杉並区のまち歩き好適地を見て歩く「杉並区を知るまち歩き」第2回は「大宮と済美山エリアを歩く」として、西永福駅を起点に方南町駅までのコースです。途中、杉並区立郷土博物館で開催中の企画展「杉並激動の昭和戦前史展」見学の時間もゆっくり取っています。参加をお待ちしています。

 

  1.日 時 :2022年10月19日(水)13:00~16:00

                         (13:00に井の頭線西永福駅集合)

  2.コース(変更する場合もあります):

     井の頭線西永福駅改札口13:00集合 → 高千穂大学 →大宮八幡宮 → 倉掛の松 → 済美山運動広場

       → 郷土博物館(「杉並激動の昭和戦前史展」を見学。休憩含む) → 夕陽が丘広場 → 済美山自然林

       → 親水公園(済美公園) →済美教育センター → 熊野神社 → 方南町駅16:00ころ

       * 途中での離脱自由です。どうぞ気軽にご参加ください。

         *「杉並激動の昭和戦前史展」は区制施行90周年の特別展として杉並区を舞台とした

         昭和戦前史の3人の登場人物(近衛文麿、渡邉錠太郎、(愛新覚羅溥傑と)嵯峨浩)に関する

         総合展で、必見の内容です。

 

  3.定員:15名程度。ご家族、友人どなたでも参加できます。

  4.会費:すぎぶん会員は無料。

     同伴者は保険料・資料代のみ100円程度。全員、行事保険に加入します。

 

※お申込みは10月17日(月)までに作田t-sakuta@jcom.home.ne.jp または 090-3595-9975 へ。

一般社団法人 すぎなみ文化協会・協働部会 まち歩きチーム 



毎年恒例の「荻窪三庭園めぐりと春の催し」第五回が無事に終了。ご協力ありがとうございました。


・2022年01月18日(火)11時〜13時に予定していました音楽部会の部会議は、コロナ禍により延期も検討しましたが、今後しばらく部会議開催が難しくなることが予想されたため、少人数でしたが開催しました。部会議での決定事項につきましては、「(4)音楽部会の部屋」に掲載しましたので、部会員はご確認ください。


・2022年01月11日(火)14時〜16時に予定していましたすぎなみ文化協会理事会は、コロナ禍により対面の予定をオンライン(Zoom)開催に変更しました。理事会に参加希望の会員にはZoom招待状を送りますので、ご一報ください。(080-5644-2592 村田)


・2021年12月30日(木)に予定していました音楽部会主催の忘年会は、残念ながらコロナ禍の悪化により中止としました。状況が好転して、お会いできる日を待ちましょう。

2021年04月10日発信  

■「荻窪三庭園講座」コロナ禍でも開講

コロナ禍が続いています。当法人ではこの状況の中でどのような活動が可能なのか模索しました。その結果、一つの選択肢としてオンライン講座を用意致しました。これまで10数年にわたり継続してきた杉並や荻窪三庭園についての学び。閉塞的なこの期間を利用して、今一度、総復習をしてみようとの趣旨です。ぜひ、ご参加ください。

・主催:一般社団法人すぎなみ文化協会 協働部会(早乙女彰部会長)

・日時:毎月第二土曜日 13:00〜15:00

・会場:オンライン希望の受講生はZoomにて(不可の受講生はすぎぶんスタジオにて)

申込:村田(080-5644-2592)まで